こんにちは。まーさんです。
勉強を始めて、2年と2ヶ月、勉強時間740時間。
2021年2月のTOEICで、900点越えを果たしました!
この記事では、900点を目指して勉強している方へ、
900点を超えるための勉強法
900点を超えるために使った参考書
900点を超えるために必要な勉強時間
を記載しています。
ぜひ参考にしていってください。
まーさん
- 35歳を超えて、全くゼロからTOEIC対策を始めて2年で915点達成
(留学経験ゼロ・仕事でも英語ゼロ・学校は工業系です。) - 英語を使う部署に異動志願し、マネジャー(プライム企業)に昇進
- TOEICで作った勉強の習慣を生かして、FP2級に3ヶ月で合格
- もっと勉強がしたくなり、通信制大学で勉強中
目次
900点を超えるための戦略
800点代までは、リスニングをベースに目標点数に足りない部分をリーディングで取る戦略でしたが、
900点を超えるためには必然的にリーディングで405点以上をとる能力が必要になってきます。
目指すべき点数配分
まーさんオススメの点数配分は
【リスニング :480点】
【リーディング :430点】
です。
まず、リスニングは満点を目指しましょう。
そうする事によって、目指すべきリーディングの難易度が1段下がります。
1段下がりますが、リーディングの難易度は800点からぐんと上がります。
その要因は、”スピード”です。
正確性だけでなく、スピードを身につけることで初めてリーディングで400点台が見えてきます。
リスニングは満点を目指し、リーディングはスピードを身につけて405点以上を取る。
これが、900点を超える戦略になります。
参考:800点を超える戦略はこちらです。
900点を超える勉強法
やることは800点台と同じ
TOEIC問題を何度も解いていると気がつくと思いますが、TOEICの問題は出題パターンが決まっています。
そのパターンの中で、単語や文法・設問ポイントで難易度が調整されています。
基本的な対策方法はこれまでと変わりません。
- TOEICの問題を解いて、
- わからない単語や文法が出てきたら、意味を調べる
- ディクテーション/シャドーイングを使って定着する
というこれだけです。
ただし、これまでと違う部分は、難しい問題を使って、何度も繰り返して、弱点を克服する。という事になります。
リスニングは満点を目指す
リスニングは満点を目指しましょう。
そうする事によって、リーディングの難易度が1段下がります。
リスニングの中でも、みなさんそれぞれ苦手なパートがあると思いますので、本番形式にそった問題を用意して、何度も繰り返してディクテーションとシャドーイングを行いましょう。
本番対策
本番で音声がめちゃめちゃゆっくりに聞こえるTipsがあります。
言うなれば、リスニングの高地トレーニングです。
- スピーカーから音声を流す
- スピードは1.2~1.5倍にする
- イコライザで音を悪くする
この方法を普段からやっていると、本番がすごく楽になります。
まーさんは、「音楽スピードチェンジャー」というアプリでスピード・音質を調整しています。
リーディングは正確性とスピード両方を意識
800点までは、正確に問題を解ければ、最後の1列が塗り絵だったとしても到達できたと思います。
ですが、900点のレベルでは最後まで問題を解ききるスピードが必要になります。
ですので、時間を意識した訓練を行ってください。
時間を意識した訓練
リーディング各パートの目安時間は
- part5:1問 20秒 ⇒ 全体で10分
- part6:1問 30秒 ⇒ 全体で8分
- part7:1問 60秒 ⇒ 全体で54分
です。
- 問題集を解く際には、タイマーで時間を計って、どのぐらいで解けているか確認しましょう。
- 1回1回タイマーを鳴らしていると、集中が切れるのでカウントアップにして、解き終わったらちらっと見るぐらいでも良いと思います。
- 問題の難易度によっては、一瞬で解ける問題もあれば、時間がかかる問題もあるので各パート合計で目安時間以内に終われば良いと思います。
英語の基礎ができていることが大前提
それぞれの対策は、英語の基礎ができていることが大前提です。
まだ800点を超えていない方は、公式模試でも良いので800点を超える事ができてから900点を目指す方が結果的に効率的だと思います。
同じ問題を何度も解く
TOEICの問題には”型”があり、何度も解くことによって”型”が体にしみこみます。
この”型”が体に入ると、読むスピードが上がります。
この通称”ライオン模試”のような難易度の高い問題を、繰り返し解くことによって”型”とスピードを手に入れることができます。
コーチングも利用してみる
まーさんは、800点を超えてから900点を超えるまでに1年間かかっています。
この理由は時間的な制約で、1日1時間しか勉強できなかったという事もありますが、
周りに勉強法を教えてくれる人がいなかった。という理由も大きいです。
誰にも勉強法を聞くことができなかったので、英会話(レアジョブ英会話)や発音などをやってみて、最後に「自分に足りないのはスピード」と気がつき、対策を行い、ブレイクスルーが起きました。
もしそのときに、コーチングしてくれる人がいれば、もっと早く、やるべき事のみに集中して最短ルートで900点にたどり着けたと思っています。
自分一人で進めていると、この方法で合っているのかな・・・と不安になってしまうときもありますが、コーチがいればそういうことも無くなると思います。
ウラ技は無い
飛ばし読みなどを使って回答スピードを上げるのはやめましょう。
仮に裏技があって、その方法でTOEICで900点を取ったとしても、もっともっと難しい英語が世の中にはあふれていますので、どこかで必ずツケを払う必要が出てきます。
英語力を上げて、真っ向勝負で900点超えましょう。
900点を超えるための参考書・教材
900点を目指すのであれば、苦手なパート別に難易度の高い参考書を準備して、弱点をとことん潰しましょう。
800点とる過程で獲得したリスニング能力を維持しつつ、リーディングの正確性・スピードをアップする対策をしてください。
この教材は実際に使ってみて、効果アリと思った教材です。
公式問題集
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公式問題集は、高得点を獲得する時にも必ず必要です。
難易度の高い問題の訓練ではなく、自分の実力を試すために使います。
本番前に、本番と同じ時間設定で解いてみてください。
もし900点以上とれるのであれば、本番でも900点以上の可能性は高いです。
TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試
通称、ライオン模試です。
リーディングでは問題を解くスピードが足りず点数が伸びない、という方が多いと思います。
時間を意識ししないで問題を解いていると、どうしても自分が解けるスピードに落ち着いてしまいます。
この問題集を、問題集に書かれている通りの方法でしっかりこなしてください。
990点を目指す人じゃ無いと効果が無いのか、というとそうでは無く、850点前後とれている人が、900点を目指すのにも十分対応しています。
制限時間内で解ききるスピードが身につきます。
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パート1~4,5・6版も出たので、苦手意識があるパートを試してみてください。
文法・単語の基礎がある人であれば、これをこなせるようになれば900点は見えてくると思います。
金のフレーズ
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単語は忘れるものなので、定期的に読み返して忘れているものが無いか確認しましょう。
本を読み返すのが面倒くさい場合は、音声を早回しして確認するのも良いと思います。
900点を目指す方は、おそらく基本の単語はもう頭に入っていると思いますので、問題集を解いていく中でわからない単語をメモして覚えていくだけでも良いと思います。
スタディサプリ
スキマ時間を有効活用するために、全てのパートをスマホで復習できるスタディサプリを使います。
まーさんは、通勤時間や、スーパーのレジ待ち、会社の昼休み、等のスキマ時間を活用してリスニングパートの問題を解いていました。
リスニング能力はスキマ時間で維持して、机に向かう時間はしっかりリーディング対策を行う、というように時間を切り替えて使えた事が非常に良かったです。
TOEIC計20回分の問題数が収録されているので、問題が足りなくなるという事も無いと思います。
問題を解くだけは無く、それぞれの問題で単語・文法の復習、ディクテーション・シャドーイングができるようになっているので死角無くいつでもどこでもTOEICの勉強ができるようになっています。
新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5
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1,000円以下で、この内容はコスパ良すぎます。
900点を目指す方はパート5の簡単な問題は悩む事無く答えられると思います。
普通の問題集を解いていると、簡単な問題ばかり出てきて手応えのある勉強になりませんが、この問題集は難しい問題のみを厳選して収録してあるので、900点を目指す方に最適な難易度になっています。
余裕があるならこちらもオススメ
以下のテキストもまーさんが実際に使ってみて、TOEICに役立ったと感じたテキストです。
English grammar in use
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英語のみで書かれた文法のテキストです。
見開き2ページで文法の説明と、使用方法が書かれています。
このテキストを終える頃には、基本文法は体に入っていると思います。
CD BOOK フォニックス<発音>エクササイズ
リスニングがしっかり聞き取れないのは、発音の基本が入っていないからという可能性があります。
リスニングにどうしても苦手意識がある、という方は、この本で発音の基本をしっかり訓練すれば、リスニングパートがしっかり聞こえるようになると思います。
今後、英会話の上達を考えている方にも役に立つと思います。
ELSA SPEAK
一人で発音の確認をしていても、本当に合っているのかわからないときがあります。
そんなときに、このELSA SPEAKがあれば、自分の発音がどの程度正確なのか確認できます。
このアプリを使えばいつでも好きなときに自分の発音を確認することができるので非常に便利です。
900点を超えるための勉強時間
受験回数 | 受験日 | 勉強時間 (月末) |
点数 |
勉強開始 | 2019年1月1日 | 0時間 | 350点 |
1回目 | 2019年4月14日 | 116時間 | 740点 |
2回目 | 2019年5月28日 | 145時間 | 785点 |
3回目 | 2019年6月23日 | 175時間 | 780点 |
4回目 | 2019年7月28日 | 204時間 | 740点 |
5回目 | 2019年9月29日 | 262時間 | 805点 |
6回目 | 2019年11月24日 | 320時間 | 825点 |
7回目 | 2020年12月6日 | 675時間 | 865点 |
8回目 | 2021年1月10日 | 712時間 | 830点 |
9回目 | 2021年2月28日 | 734時間 | 905点 |
まーさんが900点を超えるためには、2年と2ヶ月約740時間かかっています。
勉強の成果は、取り組んだ期間×1日あたりの時間、面積で効いてくると思います。
1日あたり2時間勉強できる方は、達成までの期間が短くなると考えて良いです。
ですが、燃え尽きて途中で勉強をやめてしまっては元も子もないです。
自分が続けられる負荷で、目標達成まで走り続けるマラソン的なスタイルが重要だと、実際に達成して感じました。
正しい努力が前提
ただし、この考えは正しい努力をしているという事が前提です。
極端な話ですが、TOEICの点数を上げたいのに、文法・単語の勉強をせずに、英会話ばっかりしていても点数は上がりません。
文章を読むスピードも上がりません。
ですが、自分が正しい努力をできているかどうかなんて、中々わからないものです。
達成してみて振り返って、「あれは必要だった」「これは要らなかったかな・・」というのがわかるものだと思います。
自分が努力している最中に、それが正しいかどうか客観的に判断してもらいたい方には、コーチングという手段も有効だと思います。
まーさんも、2年間一人で勉強してきて、この勉強で合っているのか、このままで本当に900点に到達できるのか不安でした。
そんな時に伴走してくれるコーチがいれば心強かっただろうな~と思います。
みなさんも、もし自分の勉強方法に不安があったら、コーチングを受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
900点を目指すとしても、基本は800点台と大きくは変わりありません。
ですが、リーディングの正確性・スピードアップが不可欠です。
- 基本ができている事が大前提
まずは800点。 - リスニングは満点を目指す
- リーディングは全問解き終わるスピードが必要
- スピードは時間を意識した訓練で獲得
- 弱点から逃げずに克服
- 正しい努力を行って初めて、勉強した期間と時間が有効になる
これが900点を超えるための重要なポイントです。
みなさんが900点獲得できる事を祈っています!