2018年9月に5泊7日で「ロサンゼルス」・「グランドキャニオン」・「メジャーリーグ(エンゼルスvsマリナーズ)」を見てきました!
観光の拠点にしたのは、ロサンゼルスの空港近くだったのですが、
実は、ロサンゼルスからエンゼルスタジアムのあるアナハイムは結構離れていて、
- アナハイムに1泊するか
- 日帰りでロサンゼルス(空港近く)まで戻ってくるか
が結構悩みどころです。
この記事は、ロサンゼルスの空港近くからアナハイムまで電車で行って、ナイターを観戦して戻ってくるまでの事が書かれています。
同じような計画を立てようとしている方の参考になればうれしいです。
目次
使用した交通機関
↓いろいろな種類の交通機関を1日で使いました。
- アムトラック
- FLYAWAY(フライアウェイ)
- 空港とホテルのシャトルバス
- ウーバー
ロサンゼルス(空港周辺)とエンゼルスタジアムは「アムトラック」という鉄道と「FLYAWAY」というバスで往復しました。
電車といっても、ロサンゼルスからアナハイムはたった2駅です。
ですが、日本の鉄道と雰囲気がだいぶ違うのでとても楽しいです。
また行くときにはもっと長い距離で、サンフランシスコとか行ってみたいですね。
そもそもロサンゼルスからアナハイム球場へはどんな移動手段があるのか
空港周辺(LAX)からロサンゼルス(ダウンタウン)は約25km。
ロサンゼルス(ダウンタウン)からアナハイムへは、約40kmもあります。
40kmといえば新宿から横浜みなとみらいぐらの距離……。
東京であれば電車がたくさん通っているので簡単に移動できますが、ロサンゼルスは車社会。
↓距離概要。1日で往復する場合は安全も考えてしっかりプランを練ったほうがいいです。
- 主な移動方法をあげると↓
- レンタカー
- タクシー
- ウーバー
- アムトラック(鉄道)
- スーパーシャトル(乗り合いバス)
- その他チャーターバス
等々あります。
アナハイムでナイターを見てからLAに向かうと、24時を過ぎるため戻る場所次第ですが、治安の問題もあります。
レンタカーもいいですが、夜の運転は不安だし、、なかなか選ぶのが難しいです。
タクシーとウーバーは値段が高いし、帰りに捕まえられるかは未知数です。
スーパーシャトルは空港からの便は多いが、帰りは貸し切りになってコスパが悪い。。
きっかけとなったウーバー運転手の一言
鉄道を利用する場合、ロサンゼルスのユニオンステーションには24時ごろの到着になります。
治安が不安だったので、前日乗ったウーバー運転手(イカツい黒人)にドキドキしながら聴いてみました。
↓以下車内での会話の回想。
と思いつつ、この会話が後押しとなり鉄道で往復してみる事としました。
なにかあったらあんた呼ぶからな!!
と思いながらウーバーを降りたまーさんでした。
アナハイムひとつ手前のフラートン駅です。なかなかかわいい駅舎。
当日のスケジュール
13:00 ホテルから無料シャトルバスでLAXへ
14:00 LAXからFLYAWAYでユニオンステーションへ
15:00 ユニオンステーション到着 往復の切符を購入
14:58 アナハイム行きPacificSurflinerへ乗車
16:20 このまま何もなく優雅な電車旅。
と思っていたがアクシデント発生!
アナハイムへはたった2駅で到着のはずが、1駅目のフラートンという駅で電車が故障し停車。
駅員に聞いても出発時間は不明・・・。しかたなく、
ウーバーを呼んで球場へ向かいました。
やはりウーバーは登録しておいた方が良いです。ほんとに便利。
17:00 なんとかアナハイム球場到着し、お土産やユニフォームを購入。
記念写真も撮った。ウキウキである。
19:00 試合開始
22:00 試合終了
23:03 アムトラック最終便出発
予定時刻は23:03であったが、20分程度遅れて到着。
遅れると聞いていたので想定内。むしろ来てくれてありがとう。(麻痺)
23:52 ユニオンステーション到着・FLAYAWAYバス停へ移動しチケット購入(有人)
12:30 FLYAWAYでLAXへ
01:30 LAXからホテル無料シャトルバスでホテルへ
ふぅ。疲れた。
実際の移動方法
LAXでFLYAWAY(フライアウェイ)に乗車
LAXからはFLYAWAYというバスが出ており、安い+安全に移動できます。
乗り場はターミナルの天井に書いてあるので、その付近で待つ。
止まる場所が微妙に前後するときもあるので、気を張ってバスを見張ったほうがいいです。
行き先は各方面にあります↓みんな便利に使っているようだった。
行き先 | 価格 |
Hollywood | $8 |
Long Beach | $9 |
Metro Orange Line Bus Stop | $9.75 |
Union Station | $9.75 |
VanNuys | $9.75 |
Westwood | $10 |
※料金は2018年9月時点
空港での乗り場所は、行き先の違うバスやFLYAWAYとも違うバス(空港シャトルバスとか)がどんどんくるので、バス側面のFLYAWAYという文字と、行き先表示を間違えないように乗る必要があります。
乗ったらドライバーにクレジットカードを渡して精算です。
(乗車にはクレジットカード必須)
精算のタイミングはまちまち・・・バスによっては決済の補助員がいたりするので、その人にカードを渡して決済してもいましょう。
ユニオンステーション→空港便は、先に外の窓口でチケットを買う方式なので少し注意が必要です。
バスの中にはフリーWi-Fiもあります。
速度もWEBを見るぐらいであれば普通に使えます。
渋滞具合にもよりますが、LAXからユニオンステーションへは1時間程度で到着します。
降りたらアムトラックのチケットを買いに駅へ入ろう。
ユニオンステーションでアムトラックに乗ろう
ステキな壁画を抜けて行くと、チケット売場と売店があります。
チケット売場で行き先の「アナハイム」と「リターンチケット」とか「ラウンドトリップチケット」とか言えば通じます。料金は1人往復$31.20。
注意が必要なのは、チケットの購入に写真付きIDが必要ということです。
旅行者はパスポートが最適だと思う。むしろそれ以外無い。
運転免許証も保険証もだめ。(たぶん)
忘れずに持って行こう。
電車の乗り方・車内でのチケットチェック
日本の電車と違いびっくりしましたが、ホームへ行くまでに改札がないです。
チケットを持ってそのままホームに行き、電車が来るのを待ちます。
ホームは電車を待つ人でごった返していました。
遠くまで行くのか、大きな荷物を持った人が多いです。
停車するホームは、同じ行き先でも列車によってまちまちです。
待合所にある電光掲示板で、自分の電車がどのホームに着くか確認して、時間までに向かう必要があります。
↑乗り遅れそうになった人(だろうか)を運ぶバス。
運転手さんそのバスにぼくも乗っけてくれないか
あるサイトでは呼び出しがかかるとの情報がありましたが、呼び出しはありませんでした。。
改札がないので、車掌さんがチケットをチェックしに来ます。
チケットを渡すとチェック済みの札を席に着けていきます。
アナログでなんか素敵。
故障して止まった列車と笑顔で記念撮影する日本人。
ナイター終了から帰りの電車へ
ナイターが終わったら、駅に向かい最終電車を待ちましょう。
駅までの夜道はナイターのお客さんもたくさんいたし、駐車場にはセキュリティー(警官?)もいたので特段危険は感じませんでした。
しかし物陰はそこかしこにあるし、用心に越したことはないです。注意しましょう。
球場ではこんな間抜けにバドワイザーを飲んでピッツァ食べていたまーさんですが、帰り道は、バッグを前に抱えて他人を疑う鋭い目つきで駅まで向かいました。
比較的安全なアナハイムといっても、夜遅いのでうろうろ歩かない方がいいでしょう。
この日の最終電車は11:03でしたが、結局電車が来たのは結局11:30ごろです。
駅員さんもなにも気にする様子はないです。
電車内でも日本にあるような「本日は電車遅れまして、お急ぎのお客様には大変申し訳ありませ云々」というアナウンスもないです。
(たぶん。)
ホームには同じ電車に乗る日本人がたくさんいました。
女性も一人で乗ってたりしたので、治安はまず問題ないと思いますが、用心にこしたことはないでしょう。
同じホーム・同じ時間帯に正反対に行く電車が来るので注意しましょう。
日本であれば東海道新幹線の名古屋駅・最終列車の同じホームに、新大阪行きと東京行きが来るようなものです。
やめてほしい。ほんとにやめてほしい。
乗ってしまったが最後、ロサンゼルスには帰れないです。
電車にあまり表示がないのでわかりづらいです。
怪しい場合は、乗車前に車掌さんに行き先を聞きましょう。
夜のユニオンステーションに着いたら
ユニオンステーションについたら、FLYAWAYのバス停に向かいましょう。
人はいましたが、夜遅いので他の場所には行かない方がよいです。
駅員さんに聞いたところ、FLYAWAYは24時間営業ですが、ユニオンステーションはam2:00ごろに閉まってしまうそうです。
ユニオンステーションのチケット売り場は有人なので割と安心です。
自分が行ったときにはセキュリティもいましたし、危険は感じなかったです。
(女性も一人で乗っていました。)
FLYAWAYに乗ったら空港まで1時間程度。
空港に着いたら、シャトルバスでホテルに帰りましょう。
おつかれさまでした。
まとめ
旅慣れない観光客がロサンゼルスとアナハイムを1日で往復するのは無謀かな?
と思っていましたが、しっかり事前に計画を練り、日帰りで往復することができました。
メジャーリーグ観戦はとても楽しかったです。
エンゼルスは負けてしまいましたが、大谷選手もヒットを打ったし、ホームランの花火も見られました。
鳴り物がない野球観戦は、ボールを打つ音、選手が走る音、それぞれがしっかり聞こえて臨場感がとてもあります。
みなさんも楽しい思い出を作ってください。
※この記事は2018年9月の旅行での記事です。
実際に旅行する際には最新の情報を収集して、十分安全に気をつけて行動してください。
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