会社から今年中にTOEIC600点以上取れと言われて、しぶしぶ勉強しているまーさんです。
今日は、電子辞書について軽く調べてみたので記事にしてみました。
目次
電子辞書は(ほぼ)カシオとシャープの2択
誤解を恐れず言えば、国内市場では「カシオ」と「シャープ」のみが電子辞書を販売しています。
SIIは撤退してしまったようです。
ということで、2社の違いを調べてみました。
カシオとシャープの違い
収録されている辞書はモデルによって違うので、それ以外のハード面のスペックを比べてみました。
(主要モデルのみ比較しています。)
メーカー | カシオ | シャープ |
ブランド名 | EX-word(エクスワード) | Brain(ブレーン) |
ディスプレイ | 5.5in WVGA | 5.2in WVGA |
ディスプレイ | カラー | カラー |
画面タッチ | あり | あり |
解像度 | 864×480 | 854×480 |
キーボード | QWERTY配列 | QWERTY配列 |
バッテリ | 単3×2本 | 内蔵リチウムイオン |
連続稼働時間 | 130時間 | 120~130時間 |
サイズ | 157mm x 101mm x 18mm (モデルによって多少前後あり) |
152mm x 95mm x 18mm (モデルによって多少前後あり) |
重さ | 275g~285g | 265g~270g |
その他 | 翻訳向けプロフェッショナルモデルがある | 画面を360度開いて、スマホのように縦型で表示が可能 |
大きく違うのが、バッテリです。
カシオが単3、シャープがリチウムイオン電池です。
その他では、シャープは液晶を360度開いて、スマホのように持てます。
収録辞書と用途で選んでok
主要モデルはハード的なスペックではほとんど変わりありません。
ハードでは無く、ソフト面(収録辞書・用途・予算)で選べば良いと思います。
文字の見やすさ
2019年モデルでカシオの文字がとても見やすくなった
カシオが2019年モデルで大きな改良があり、とても見やすくなっています。
フォントだけで無く、レイアウトも見やすいように工夫されています。
シャープ
シャープは、2018年モデルと2019年モデルでは、文字の見やすさに変化はありませんでした。
カシオ2019年モデル>シャープ>>>>>カシオ2018年モデル
文字の見やすさは、順番をつてるとしたら↓になります。(主観です。)
- カシオの2019年モデル(XD-SR)
- シャープ(2019年モデル・2018年モデル)
- カシオの2018年モデル(XD-Z)
カシオの2019年モデルは、フォント・レイアウトもきちんと見直して見やすくなっている印象でした。
英語学習がターゲットのモデルを探してみた
ターゲット層と価格帯
両者ともモデルがたくさんあって、全て載せると収集がつかなくなるので、「英語勉強」もターゲットになっているモデルを比較してみました。
※価格は2019年2月18日現在の価格ドットコムの最安値を載せています。
おおまかな参考値としてお考えください。
ターゲット | カシオ | シャープ | ||||
モデル | コンテンツ | 価格(円) | モデル | コンテンツ | 価格(円) | |
プロ (翻訳家等) |
XD-SR20000 | 200 | 56,376 | – | ||
社会人・大学生 | XD-SR8500 | 180 | 35,400 | PW-SB6 | 150 | 29,500 |
– | PW-SB5 | 105 | 18,600 | |||
高校生 | XD-SR4900 | 235 | 49,000 | PW-SS6 | 280 | 36,000 |
– | PW-SH6 | 260 | 31,000 | |||
XD-SR4800 | 215 | 33,773 | PW-SH5 | 245 | 19,200 | |
XD-Z4000 | 30 | 22,940 |
コンテンツ数に比例して価格が上昇します。
当然ですが、発売時期が新しいものは値段が高いです。
シャープはモデル末尾”5”が2018年モデルです。
カシオは文字が見やすくなった2019年モデルのみを載せています。
“XD-Z4000″は文字(フォント・レイアウト)が2018年モデルと同様なので注意してください。
収録コンテンツも英語のみの単機能モデルです。
英語の勉強にフィットするモデル
上記にあげたモデルは全て、英語の勉強に対応できます。
辞書に関しては、全て英和・和英・英英は当然のごとく収録されています。
TOEIC問題集やら、ラジオ英会話のコンテンツ、キクタン英会話等、英検学習用のコンテンツもたくさん入っています。
単にわからない単語を調べるだけでは、もったいない機種ばかりです。
まとめ
シャープは旧機種も選択肢・カシオは2019年モデル1択
シャープの機種は2019年と2018年モデルでは大きな差はないと感じたので、価格が安くなった2018年モデルを選ぶのも大いにアリと考えます。
逆にカシオの機種を選ぶのであれば、文字が断然見やすくなっているので、2019年モデルを選ぶことをオススメします。
英単語を調べるだけなら、辞書アプリの方がコスパが良い
旧モデルの機種でも2万円ぐらいしますので、単純に英単語を調べるだけならスマホに辞書アプリを買った方がコスパがいいです。
ただし、収録されているコンテンツを一つずつ買いそろえて行く事を考えれば、電子辞書はとてもお得です。
最近の電子辞書は「単なる辞書」ではなく、「辞書がたくさん入った学習用端末」と考えた方がいいかもしれません。
最後に
カシオ・シャープともに、ハード的な違いはほとんどありませんので、コンテンツ重視で選んで良いと思います。
自分の買おうとしていた学習用コンテンツが収録されていれば、お得に利用できると思います。
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