こんにちは!まーさんです。
この記事は、実際にまーさんがゼロからTOEIC対策を開始して、1年で800点を超えることができた時の勉強法/攻略法を記載しています。
他の人がどうやって800点とったのか気になる。。
どのぐらいの勉強時間が必要なんだろう。。
と考えている方には参考になると思います。
まーさん
- 35歳を超えて、全くゼロからTOEIC対策を始めて2年で915点達成
(留学経験ゼロ・仕事でも英語ゼロ・学校は工業系です。) - 英語を使う部署に異動志願し、マネジャー(プライム企業)に昇進
- TOEICで作った勉強の習慣を生かして、FP2級に3ヶ月で合格
- もっと勉強がしたくなり、通信制大学で勉強中
目次
800点の取り方
まず、TOEIC800点以上というのは、受験者の中では上から約15%の、上位に入るグループです。
漫然と目指すのでは無く、しっかり戦略を立てて臨む必要があると思います。
リスニング重視で点数を組み立てる
550点の取り方でも書いていますが、TOEICはリスニングで点数を組み立てるべきだと思います。それは800点でも変わりありません。
<理 由>
- リスニングの方が簡単だから
- スマホとイヤホンがあれば、隙間時間で勉強できるから
まずは800点のうち、半分以上をリスニングで獲得し、残りをリーディングで埋めていく戦略が良いと思います。
点数配分
まーさんのオススメの点数配分は
【リスニング :450点】
【リーディング :370点】
です。
まずは、リーディングは何点でも良いので、リスニングでは確実に400点以上とれる実力を付けましょう。
リスニングが最高で400点しかとれない場合、リーディングは必然的に400点以上を目指さなければいけませんし、波はあれど450点前後をとれる自信があるなら、リーディングは350点を目指せば良いです。
勉強方法
リスニング対策
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良質な、TOEIC形式になっている問題音源を用意しましょう。
そして、このルーティンで「聞こえる耳」を育てましょう。
- 普通に問題を解く
- 音源のテキストを読み、一字一句間違わずに認識できているか確認
- 文字を読みながら音声を何度も聞く
- ディクテーション/シャドーイング
問題に正解したか、不正解だったかは実はそれほど重要ではありません。
②以降の行程で、”ネイティブの発音”と”頭の中の発音”のズレを修正していく行程が非常に大事になります。
これによって「聞こえる耳」になっていきます。
最初は、頭の中で英単語が並んでいくだけだと思いますが、だんだんとその中ので意味がわかる単語が増えていきます。
音声を覚えてしまっても問題ありません。
この訓練をする際には、日本語を読む必要はありません。
おそらく800点を目指している方は、知らない単語はあっても、リスニングで出てくる文法は習得しているはずです。
わからない単語は、別途メモに書き写して読み返すようにしましょう。
といっても、単語は特別覚えようとしなくとも何回も聴いていると覚えてしまうと思います。
もし、文法的に不明な部分が多くある場合は、あきらかに基礎文法力が足りていません。
800点を取るためには、リーディングで絶対に300点以上とらないといけませんが、その実力があれば、リスニングではわからない文法はほぼ出てこないと思います。
慣れてきたらスピードを上げる
まーさんは、公式問題集の音源をスマホに入れて、1.2倍~1.5倍ぐらいの速さで聴いていました。
ただ、大事なのはただ早くすれば良いというわけでは無く、がんばって集中すればわかるレベルにするという事です。
脳みそを回転させて聴く状態にすれば、だんだんそれが普通になってきます。
イヤホンだけでなくオーディオスピーカーからも音を出して聴いた方が良いです。
本番の音響が良いとは限らないので、アプリのイコライザでちょっと音をこもらせたりしても良いと思います。
シャドーイングで読むスピードも上がる
英語でも日本語でも、文章を読むときに頭の中で発音している方は多いと思います。
シャドーイングが、意味も理解しながら早口でできるようになると、頭の中の発声も早くなってリーディングのスピードも早くなります。
結果、英語から日本語を介さずにダイレクトに意味に変換できるようになりました。
リーディング対策
ポイントはパート6・7です。
ここの正答率をいかに上げるかという事に時間を費やしました。
良質な、TOEIC形式になっている問題文を用意して
- 普通に問題を解く
- 文章中にわからない部分にマーカーを引く
- わからない文が、なぜわからないのか考える
- わからない理由を潰す
- 問題文を書き写す
- 意味をとりながら音読する
こちらもリスニングと同じで、問題に正解したか不正解だったかはさほど重要ではありません。
問題文中にわからない文章があったら、徹底的にそれを潰すという対策になります。
問題が不正解になる理由は、
- 文章に理解できない部分があり
- それを読み飛ばしたり、予想や勘違いして意味をとっている
からです。
問題文でわからない場所があっても、設問箇所で無かったので正解できたというパターンもありますが、それが設問箇所の場合には絶対に不正解になります。
TOEIC問題集の文章で意味がとれない文は無い、という状態にするのが理想です。
⑤に書き写しが入っているのは、書き写すことによってじっくり文の構造を考えながら理解することができるからです。
800点超えを目指す場合には、まだスピードは求めなくて良いので、しっかり理解できるようにじっくり確実に音読していきましょう。
なぜ英文の意味がわからないのか
英語の文章の意味がわからない理由は、
- 文法がわからない
- 単語がわからない
このどちらかしかありません。
単語なら単純です。使っている単語帳にその単語があれば、付箋なりマークなり行って重点的に復習できるようにしましょう。
文法の場合には、使われている文法を調べて意味の取り方を習得する必要があります。
もし、文法でわからない部分が多い場合には、網羅的に基本文法をやるほうが近道かもしれません。
文法の不明点を潰したら、必ず音読で意味を考えながら読みましょう。
その後、問題文全体を同じく意味をとりながら読みましょう。
頭の中のみで読んでも良いですが、なるべくなら小さい声でも良いので音読しましょう。
なぜかと言うと、音読をするとわからないところは詰まるのでズルできないからです。
頭の中のみで読むと、読めない単語や、難しい文法は目を滑らせて読んだことにしてしまいがちです。
返り読みは厳禁
英文の日本語訳をとる方法に、後ろから訳していく方法がありますが、これは絶対に行わないでください。
これがクセになると、リーディングのスピードを上げるのが難しくなります。
TOEICは日本語翻訳作業は不要です。
英語は英語のまま、頭から理解するクセを付けましょう。
基礎文法
800点をとるためには、高校文法はだいたい理解している必要があります。
世間で評判の良い、高校レベルの文法書を1冊ひととおり読んでおきましょう。
まーさんのオススメは”FACTBOOK”です。
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英語を英語のまま理解するための考え方がたくさん詰まった良い本です。
文法書の使い方
文法書は、文法の名前を覚えるのでは無く、
- 文の構造を日本語の説明で理解する
- 例文を書き写す
- 例文の意味がとれるか確認
- 例文を音読しながら構造を意味を頭に入れる
という使い方をしました。
文法は、スポーツの基本動作トレーニングや、武道の型と同じで、何回も何回も読むことによって無意識に体にしみこむものだと思います。
単語
単語は覚える方法は決まっていて
- 何回その単語に触れたか
- エピソード記憶になったか
この2通りしかありません。
エピソード記憶とは、例えばその単語の意味を知らずにみんなの前で恥をかいた、とかそういう強い思い出によって記憶するものです。
なかなかTOEICに出てくるすべての単語にエピソードを付けるのは難しいので、”何回もその単語に触れて覚える”という事になります。
800点であれば、金のセンテンスで十分だと思います。
音声を流しながら、単語帳を何回も回して覚えていきましょう。
ここでも必ず意味を想像しながら、シャドーイングをしましょう。
必ず音声付きで
どの単語帳でも良いですが、必ず音声付きを利用してください。
正しい発音で覚えないと、リスニングで意味がわからず二度手間になってしまいます。
毎日何時間勉強するのか
まーさんは、机に向かって勉強するのは毎日1時間と決めていました。
その中で、リスニング・リーディング・単語・文法とどれをどれだけやったか記録する紙を作って記録していました。
本番からの逆算、勉強の進み具合を考え、使える1時間の中で、それぞれの時間の比率を変えて、重点的に取り組む内容を変えていました。
社会人で毎日2時間勉強するのはなかなかハードルが高いと思うので、まずは1時間必ず机に向かう習慣を作るのが良いと思います。
スキマ時間も使う
- ウォーキングの時に単語の音声を聞く
- 電車通勤時/人待ちの時にアプリで問題を解く
等、隙間時間を使っての勉強もやっていました。
これをやることで、机に向かう1時間の質をより高める事ができます。
机に座って1時間単語だけをやるのは非常にもったいないです。
机に座って、じっくり文章を読んで、書き写しをしながら文の構造を理解する。
というような事に机に座る1時間を利用したいです。
TOEIC以外の勉強は必要か
800点だけを目指すのであれば、不要です。
というか、1時間だとTOEICの対策だけで1時間なんてすぐに使ってしまいます。
時間が余っている場合には、TOEIC以外の自分が好きな英文で同じ事をやってみるのが良いと思います。
ムダにはならないはずです。
モチベーションの維持
毎日勉強する癖をつけるにはおそらく2~3週間かかると思います。
まーさんは最初は机の上は片付けないで、すわったらそのまま勉強できる状態にしていました。
いちいち片付けすると、それ自体がめんどくさくなって続かなくなると思ったからです。
アプリを利用するのもオススメです。
ここで説明したリスニング対策・文法・単語・勉強記録、すべて【スタディサプリ ENGLISH】というアプリでできるので、これを利用するのもオススメです。
月額3,278円と、アプリとしては高額な課金ですが、単なるリスニングアプリではなくTOEICすべての対策がこのアプリのみでできるので、何種類もの参考書に手を付けるよりも確実に効果的です。
まーさんは、公式問題集と単語帳、そしてこの【スタディサプリ ENGLISH】を使って800点を取ることができました。
良質なTOEIC対応の音源、問題がそろっています。
まーさんの800点獲得体験記
勉強時間
まーさんの場合には、初めて805点を超えた時の勉強時間は262時間でした。
その2ヶ月後に825点を取ったのですが、そのときは320時間でした。
かかった期間
勉強開始から、約10ヶ月で825点をとりました。
受験回数 | 受験日 | 勉強時間 (月末) |
点数 |
勉強開始 | 2019年1月1日 | 0時間 | 350点(推測) |
1回目 | 2019年4月14日 | 116時間 | 740点 |
2回目 | 2019年5月28日 | 145時間 | 785点 |
3回目 | 2019年6月23日 | 175時間 | 780点 |
4回目 | 2019年7月28日 | 204時間 | 740点 |
5回目 | 2019年9月29日 | 262時間 | 805点 |
6回目 | 2019年11月24日 | 320時間 | 825点 |
勉強開始時点では、ほんとに英語ゼロでした。
まとめ
- 800点はリスニングをベースに点数を組み立てる
- オススメは
リスニング450点/リーディング370点 - ディクテーションとシャドーイングでわからない部分をつぶす
- スピードはまだ求めない、まずは正確性
- 勉強の習慣化には2~3週間かかる
基本的には、800点だからといって特別な事をしているわけではありません。
TOEICの問題形式の文章でわからない部分を潰していく作業を、ディクテーションとシャドーイングで毎日行っていく。という事になります。
確実に800点超えを目指したい!という人は、【スタディサプリ ENGLISH】も検討してみてください。
点数アップの最短ルートはワンストップアプリ
TOEICに必要な文法/単語/リスニングが、すべてワンストップで勉強できる【スタディサプリ ENGLISH】というアプリがあります。
まーさんが実際にこのアプリと公式問題集で、この記事にあるように準備期間10か月で825点を獲得する事ができました。
毎月課金が必要ですが、7日間無料で体験できるので、ぜひパワーを体験してみてください。
点数が伸び悩んだらコーチングもおすすめ
もし、もっと時短でスコアアップしたい場合には、コーチングも検討してみましょう。
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